ご挨拶
この度、北海道外科関連学会機構(略称 HOPES)の代表理事および副代表理事の交代がございましたためご挨拶申し上げます。
HOPES は 2016 年 12 月に北海道の外科系地方会を活性化し、若手育成のためのプロジェクトを支援する目的で北海道内の 3 医育大学の教授陣が集まり創設されました。コロナ禍で紙面開催となった年もございましたが、これまで7回にのぼる合同地方会を開催し定着してきたのではないかと思います。
HOPES では下記の4つの目標を掲げ、北海道の外科の学術活動を活性化させることに邁進してまいりました。
1.北海道の外科系学会の運営・活性化
2.外科医や医学生を対象としたセミナーの開催
3.外科医や医学生を対象とした業績の表彰
4.北海道における学術活動を通じた外科医の交流・親睦
先達が長い年月をかけて作り上げてきた各地方会・学会の歴史はそのまま継承しつつ発展させてゆくためにはどうすればよいか知恵を出し合い、若手外科医だけでな く、その卵となりうる研修医や学生にも外科の学会に参加してもらうことに取り組んできました。これからも、道内外の有名講師の講演を聴いたり、最新のトピックスや医療機器に接したり、外科手技を体験するなど、活気に溢れる外科をみる機会を提供したいと臨んでおります。
この地方会活性化改革は、北海道の外科が一丸となって取り組むオール北海道の外科改革であります。出身に関わらず、北海道で生まれた新たな外科医は北海道の宝!若手外科医をオール北海道で育成、支援するためにぜひ HOPES をお役立てていただき、明るい北海道外科の未来への懸け橋になれるよう取り組んでまいりますので、これからもご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
HOPES代表理事 武冨 紹信
HOPES副代表理事 紙谷 寛之